いよいよ10月26日からWindows8が発売になるという数日前。ネットで情報を集めていたら、この報道の仕方だとちょっと勘違いする人が居るんじゃないのかなと思ってしまった。まあ普通に考えれば物理的に不可能なのは分かるはずなのだが、往々にして突拍子もない発想をする人が居るのはこの世界ではよくあること。知っている人からすれば、何考えてんだ、っていうことになってしまうのだろうが、本人は至っては真面目そのもの。一体何が言いたいのかというと、Windows8をインストールすればPCでタッチパネル操作が出来そうな印象を受けてしまったのだ。

●「Windows8入れたのにタッチパネルにならない！」という勘違いクレーム相次ぐ マイクロソフトの最新OS「Windows（ウィンドウズ）8」の日本発売が2012年10月26日0時、始まった。スマートフォン・タブレット時代の到来に対応し、タッチパネルでの操作に最適化されたのが大きな特徴で、公式サイトなどでもこの点を前面に押し出したPRが行われている。ところがそれが「裏目」に出てか、思わぬ勘違いが広がっているとの指摘がネット上で出ている。いわく、「パソコンにウィンドウズ8をインストールすれば、普通のモニタもタッチパネルになる」と思っている人が続出しているというのだ。 PCショップではクレームも！？ もちろん、そんなことは不可能だ。ウィンドウズ8をモニタから操作したければ、タッチパネル対応の機種を購入する必要がある。しかしテレビ番組などでは、「きょうウィンドウズ8発売 パソコンがタブレットに…」（とくダネ！）といった調子でこのニュースを伝えるところも少なくなく、Twitter（ツイッター）でも、「PCショップ行ったら既に店員さんがWindows8いれたのにタッチパネルにならんというクレームに対応している…」という目撃証言が1000回以上もリツイートされた。 「報道側もわかってないのか…」 この「勘違い」話でネットは持ちきりとなり、「Windows8のタッチパネル騒動はWindows95発売時の『PC持ってないけど買う』のアレを彷彿とさせる」「だから一般人のコンピュータリテラシーが尽く低い日本において、『Windows8にすればタッチパネルで扱える！』みたいな報道すんなよ。って思ったけどそもそも報道側もわかってないのか。仕方ないな」などと嘆息の声が相次いでいる。「Windows8 Pro」（アップグレード版）は現在、期間限定価格3300円で販売されている。

購入する側も理解していなければ、報道する側も間違った解釈へと誘引しそう書き方をしており、パワーユーザからすればどっちもどっちと言うことになるのだろうが、それにしてもNHKでもこの解説が表示されるということは、相当勘違いした人が多かったのだろう。最初この画面を見たときには失笑してしまったが、良く見ると解説する男性アナウンサーの表情も、思わず笑いをこらえているといった風にとらえられなくもない。

さてWindows8、ネットで情報を集めていたら上級者での評判は今ひとつと言ったところか？いずれWindows8は購入する予定だが、価格期待で購入する予定だったWindows Surfaceが年内発売絶望的ということで見送り。ここしばらくはWindows7で過ごし、正月休みを利用してSSD換装、Windows7とWindows8の体制に移行するつもりだ。

ユーザフェイスの大幅刷新はいずれ慣れるとして、一番困るのはスタートメニューの表示。デスクトップPCでタッチパネル操作など毛頭する気のない私にとってメトロインターフェイスは論外だが、調べてみるとWindows8にスタートボタンを設定するフリーソフトがあるらしい。

●フリーウェア】Windows8にスタートボタンを付ける「Classic Shell 3.6.1J」 9/20

ブラウザ使用時以外はほぼ全ての操作をキーボードだけで行う操作方法がちょっと特殊なのは自分でも理解しているつもりだが、Windowsはどう考えても基本キーボードで、ブラウザ利用時に補助的にマウスを使った方が、圧倒的に速いし、多くの処理をこなせる。なのでMS-DOS時代から連綿と続くキーボード処理の伝統を片隅にでも残しておいてくれれば文句なしなのだが、各種掲示板を斜め読みすると、どうやら主流はタッチパネル操作に移行しそうだ。

●Windows8にした結果ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ