東京駅丸の内駅舎の保存・復元工事が完了した-その7
- 2012.10.24
2012年09月28日(金曜日)読売新聞朝刊・29頁より引用
八重洲側のグラントウキョウノースタワーやグラントウキョウサウスタワーを見ていると、全面ガラス張りの高層建築物も確かにその時代を代表する建物として品格がある。首都の玄関に屹立する建物として時代の最先端を感じさせる仕上がりといっていいかと思うが、対照的に丸の内側の赤レンガ駅舎を改めて見ると、この低層建築物も実に情緒豊かで味わい深いものがあるのだ。
ここでしか見られない、近代国家を歩もうとする当時の世相を未だに感じ取ることが出来るのは設計思想が優れていたからに他ならないが、その『赤レンガの東京駅を愛する市民の会』の運動が読売新聞に掲載されていた。出来ればカラー写真で掲載していたら、より一層味わい深い文章になっていたかもしれない。
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