表裏起伏に富む加工を施したガラス案内板
- 2012.10.25
それにしてもJR東京駅・丸の内側の赤レンガ駅舎の人気は凄い。今までだったら背広に身を包んだビジネスマンだけが往来を闊歩していたのだが、平日昼間にも関わらず、まるで休日の散策を楽しむかのように老若男女で満ち溢れている。皆さん、思い思いのポーズで赤レンガ駅舎を背景に写真を撮っているところを見ると、まさにここが東京のシンボルの一つなのだということを改めて認識させられる。
さて以前にも掲載した東京ステーションホテルのガラス製の案内板だが、本日じっくりと見てきた。前面と裏面写真から想像しうるに、おそらくこれは1枚の極太のガラス板なのだろう。写真からは分かりにくいが、前面は横方向にスリットが入った加工で、裏面は複雑な凹凸加工。前面から見たときに背景の凹凸加工が透けて見えて機微を感じさせる仕上がりとなっており、ガラス素材の透明感を充分に活用したサインと言えようが、従来のような平坦なガラス処理とは異なる存在感がある。
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