東京スカイツリーの施設名称表示サイン

  • 2012.07.06
By Black and Blue

2012年05月22日に掲載した『東京スカイツリーの開業日前日』


東京スカイツリーが開業することにより、半蔵門線と都営浅草線が乗り入れる押上駅前もだいぶ整備されてきた。少々雑多なと言ったら失礼かもしれないが、道幅が狭く通行するのもやっとだった従来のイメージからすれば、開放感が感じられて実に気持ちがいい。各種の案内図や観光案内もオーソドックスな作りながらも、現代風の色彩豊かなサインに仕上がっており、一体どんな内容が掲示されているのだろうとついつい見てしまう。

ガラスまたはアクリル透明板を利用した両面表示サインは、反対側が透けるために圧迫感から解放され、公共の場では実に重宝するのだが、難点は裏側の写真や文字が透けて見えてしまうこと。ところがこの押上駅前の案内図や観光案内はその裏側が透けて見えることを逆手にとり、それが背景下地となって斜めから見るとちょっと立体的に見えるのだ。画像処理ソフトでいうところのドロップシャドウのようなとでも言ったらいいだろうか?意図したものなのかどうかは分からないが、実に効果的に見えた。


Googleマップで見たい方はこちらをクリック

関連記事