iMacの購入時が難しい

  • 2011.02.13
By Black and Blue

去年の暮れにiMacを購入しようと思っていたら、新しいCPU Sandy Bridgeが搭載された新iMacが2011年1月には発売されるかもしれないとの噂話を聞き、急遽購入中断。その発売を待っていたら、どうやら1月発売は見送りとなったらしい。現行機種は2010年7月から8月にかけて発売されているので、となると2011年6月から遅くても7月頃の発売か?それまでは待てないだろうと思い、そろそろ購入しようと店舗を探し出した矢先に、ひょっとしたら4月にSandy Bridge搭載のiMacが発売される可能性があるとの情報が入ってきた。

もう少し待てばSandy Bridge搭載iMacが発売されるとなれば、4月まで待つかと思ったが、ここにきてインテルのチップセットトラブル発生でまたまた雲行きが怪しくなってきた。それほどCPUの内部構造に詳しいわけでもないが、どの雑誌やサイトを見てもその性能の高さを評価しているので、待つべきか、それとも現行iMacを購入すべきかは由々しい問題である。

そしてそれをさらに複雑にしているのが、今夏には登場すると思われるMacintosh OS 10.7 Lionだ。だいぶ前にも書いたことがあるが、新しいOSが発売された直後は既存アプリやドライバとのトラブルが発生しやすく、業務でPCを使用している人間にとっては非常に危険だ。トラブル発生を解決するのを楽しみに転嫁出来る人間ならいざ知らず、それ以外の人はあまり手を出さない方が賢明なのだ。

ましてアスキーの記事によれば『リリース予定は2011年夏、比較的小規模なアップデートにとどまったSnow Leopardから2年ぶり、Leopardから数えると4年ぶりのメジャーアップデートとなる』とのこと。OS内部構造にまで深く手を入れているとすれば、既存アプリやドライバとのトラブル発生の可能性はますます高まっているだろう。となると、Macintosh OS 10.7 Lionが発売される直前、5月から6月ごろにSandy Bridge搭載の新型iMac"Snow Leopard"が発売されるのが理想的なのだが、同時期はiPhone5の発表一色に染まる可能性が非常に高い。

私のような人間にとって最悪の事態が、Sandy Bridge+Macintosh OS 10.7 Lion搭載で新型iMacが発売されることだが、現在ではその可能性は低いものの、決して0ではないだろう。過去何十台のPCを購入してきた経験からすると、新型CPUの魅力を捨てるのはあまりにも惜しい。が、このままずるずると夏まで引き延ばすことも出来ないし、困ったものだ。