煉瓦壁に設置された歴史の重みを感じさせるサイン
- 2012.11.06
JR信濃町駅前を車で通りかかるたびに、巨大な円でくり抜かれた斬新なデザインが印象的だった信濃町煉瓦館。その古風な佇まいからかなり前に建築されたのだろうと思っていたが、ネットで調べてみると1995年に建てられているのが判明した。
その煉瓦館の前を歩いていると、滅多にお目にかかれない、まさに小さいながらも威風堂々とした館名サインが視界に入ってきた。厚さ100ミリ前後の鋳物製と思われる館名サインは、背景の煉瓦色と相まって古色蒼然とした雰囲気を漂わせながらも、存在感は抜群だ。重厚感溢れる厚みからは歴史の重みを感じてしまうが、おそらく一文字一文字が職人の手作業による作品なのだろう。左欄外には過去の様々な館名サインを掲載しているが、これほどまでに歴史と重みを感じさせるサインは珍しい。
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