写真入りの青銅仕上げ銘板

  • 2012.05.16
By Black and Blue



道の日の制定を記念し、1986年度及び1987年度に建設省と「道の日」実行委員会により制定された、日本の特色ある優れた道路104本を『日本の道100選』と呼ぶらしいが、その一覧に中に山下公園通りも掲載されている。景観に充分に配慮した街並みは確かに美しく、時折横浜港から吹き抜ける涼風に身を任せていると、異国情緒をも感じさせるのは開港当時から建ち並ぶ歴史的建造物の佇まいがなせる技なのだろう。

その山下公園通りを歩いていると、赤煉瓦造りの二階建ての建物が視界に飛び込んできた。開港以来、横浜の街並みを見続けてきた歴史的証人の風格すら漂う、その仕上がりは、風光明媚ならぬ煉瓦明媚という言葉が相応しいほど。

その創価学会戸田平和記念館の入り口左脇に、歴史を綴った銘板が設置されていた。緑青仕上げの下地に金の額縁はその仕上げの良さを如実に感じ取ることが出来るが、植栽の中に埋め込まれ、角度によっては緑色の絨毯で覆われた絵画のようにも見える配慮がなされているのかもしれない。写真はフォトエッチングだと思ったが、手に触れると彫り込みの跡が感じられなかったり、感じられたり微妙なところ。ひょっとしたらアルフォト仕上げかもしれない。


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