小江戸情緒豊かな川越の街並み-その2
- 2012.05.17
川越駅から10分ほど歩くと、いよいよ蔵造りの町並みの入り口となる。写真1枚目から7枚目がその四つ角付近を撮影したものだが、やはりこの交差点が起点となるのか、文字を彫り込み、その歴史を綴った金属製のエッチングプレートがいくつか設置されていた。見やすいように左右両脇には傾斜をつけた由来表示と地図を掲示し、その間に保存地区を宣言する表示板が地面に垂直に設置されるという、実に斬新なデザインだ。
写真12,13,14枚目はまさにこれぞ江戸時代の看板とでも呼ぶべきもので、今ではこの川越と千葉県佐原市ぐらいでしか見ることが出来ない逸品と言っていいだろう。歴史的建造物と一体になった突き出し看板は威風堂々とした存在感を感じさせ、当時の職人気質を随所に感じさせる丁寧な造りだ。
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