アップル・マジックマウスを使った感想
- 2011.09.03
新型iMacを使い始めてから数か月が経過した。大画面で操作出来ることの快適さもさることながら、さすがに質感の高いデザインは特筆もの。やはり新型はあらゆるところで進化しているのが如実に分かるが、一つ気に入らないのが、Magic Mouse。そのホールド感と電池の消耗の速さがどうしても好きになれないのだ。
キーボードやマウスに関しては特に好みはなく、いままではPCに付属している純正品をそのまま使用していた。押打感が気に入らないからキーボードを買い換えるとか、操作性を求めてPC純正ではない市販品のマウスを買い求めることはまずやらない。ありきたりのもので充分で、それほどのこだわりは持っていないのだ。
だからこのMagic Mouseもそのうちに慣れるかもしれないのだが、現時点ではどうもマウスを持ったときの感触がしっくりとこない。このあたりは完全に個人の嗜好となってしまうので、いやならば買い換えれば済むことなのだが、個人的に気に入っていたのが、Apple ADB Mouse。写真上段の右から二つ目がそれだが、手元にはもうないものの、いまでも手に持ったときの感触を思い出すことが出来るぐらいに愛用していた。
そういえばアップルの歴代のマウスは殆ど使用したことがあるが、下段に掲載されているマウスは悪くはないものの、Apple ADB Mouseほど愛着はない。あの評判が悪すぎた丸形マウスも半年も使っていればそれなりに馴染んでしまい、特に使い勝手が悪いとも思わなくなっていった記憶がある。現状のMagic Mouseは、これからのMacintoshの新しいユーザーインターフェイスを提唱しているだけに、おいそれと切り替えるわけにもいかないから、このまま慣れるのを待つしかないのだろう。
それにしても電池の消耗は速い。ワイヤレスマウスだから仕方がないと割り切っているものの、もう少しなんとかならないものかと思って、久方ぶりにアップル公式サイトを覗いてみた。Magic MouseのトップページにApple Battery Chargerの紹介サイトが掲載されているところを見ると、同様の問い合わせが多いのかもしれない。
●電池の数は余裕たっぷり。
Apple Battery Chargerには高性能な単3ニッケル水素充電池が6本ついているので、キーボード用に2本、マウスやトラックパッド用に2本、交換用に2本というように自在に使い分けることができます。他の多くの充電式電池と違い、この電池は耐用年数がとても長く、最長で10年間も使い続けることができます。つまり、アルカリ電池を一度だけ使って捨ててしまう悪循環といよいよお別れできる、というわけです。Apple Battery Chargerキットについている電池のもうひとつの特長は、自己放電率がとても低いこと。引き出しの中に1年間しまっておいても、フル充電状態の80パーセントもの電力が残っているため、必要な時に取り出してすぐに使うことができます。
要するにこれを買えということなのだろう。気になる値段はいくらかなと恐る恐るクリックしてみると、なんと2800円。見た感じは5000円超えのひょっとしたら1万近くかもと思っただけにこれは買いかもしれない。iMac購入後に有線キーボード購入、そしてApple Battery Chargerと、なんだかんだ言いながら周辺機器も結局は購入せざるを得ないのだ。