マガストアの雑誌愛読月間キャンペーン〜対象雑誌170誌以上が最大86%オフ
- 2012.08.18
発売されそうで発売されないアマゾンKindle Fire。アマゾン公式サイトのトップページを見ても『近日発売』の文言は掲載されたままだ。そういえば9月12日に新型iPhoneが正式に発表されるようで、同時期に噂のiPad miniも登場する可能性があるという。あまり発表が遅れると、アマゾンKindle FireをやめてiPad miniを購入するのもいいかもしれない。というのもiPad mini、価格を抑えて教育分野や電子書籍に重心を移した端末として登場する可能性がなきにしもあらずだからだ。アップルのことだから、使い勝手の良さはひょっとしたらアマゾン以上かもと期待しているのだ。
さてネットを巡回していたら、マガストアで『雑誌愛読月刊キャンペーン』と称して期間限定・170誌以上が最大86%OFFになっているのを知った。1冊あたり730円のMacFanが250円となるわけだから、おおよそ1/3なのでお買い得感は高い。PC関係の雑誌は捨てるに捨てきれずに半年から1年ぐらいは保管しているが、その代わりにスペースは取る。最近は極力場所を取りたくないので電子書籍で購入するようにしているが、それでも全部のPC雑誌が電子書籍に対応しているわけもなく、ある程度の保管スペースは必要になってくる。
とはいえ期間限定ながらも旧雑誌の価格値下げは大いに評価したい。電子書籍の長所としては価格の柔軟性が挙げられるかと思うが、多くの電子書籍サイトを見ていると旧態依然としたというか硬直性が随所に見られる価格設定となっているケースが非常に多い。つまり普通の書店で購入しても電子書籍で購入しても価格が殆ど変わらないのだ。売れ行きの悪い新刊は漸次値下げし、雑誌の場合は古くなるにつれて価格を下げていく、それぐらいの配慮があってしかるべきなのだが、積極的に取り組んでいる電子書籍サイトは少ないように思う。
今月号が700円だとしたら、前月号は500~600円、そして前々月号は400~500円といった鮮度に応じた価格設定は必要かと思う。特にPC/IT業界の場合、秒進分歩ならぬ秒進分歩の世界。鮮度が重要視される雑誌とそうでない雑誌(料理・グルメ、旅行・アウトドアなど)に分けた場合、よほどの特集が組まれていない限り、半年前のPC関連雑誌を買うことはないような気がする。
その意味で期間に応じた割引率増のキャンペーンは面白いと思う。一度読んだ雑誌でも価格が従来比1/3になれば購入する機会が増えるような気がする。