ビル外壁全体に動きを与える照明方法
- 2012.11.02
アルマーニ銀座タワーの夜景写真は今までなかなか掲載する機会がなかったのだが、つい先日じっくりと観察することが出来た。写真では分かりにくいが、竹をモチーフにした縦方向に走る真鍮色外装材の周囲に灯りをともすように点在しているのだが、この照明が定点発光しているのではなく、楕円形の中をぐるぐる駆け巡るように発光しているのだ。
晴海通りを挟んだ対岸から見るとビル全体で躍動感が表現されており、ともすれば固まり感として見られがちな高層建築物に動きを与えている。先日紹介した『LED照明を活用した高層ビルの外壁』と同様に照明器具の使い方一つで新たな視覚効果を与えることが出来る好例だと思う。
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