小江戸情緒豊かな川越の街並み-その4
- 2012.07.12
銀巴里という言葉そのものを知らなかったとは言いながら、少々おしゃれな看板が理容室入り口真上に設置されていると気になるものだ。古めかしい書体ながらも実に味わい深い印象を与える『銀巴里』をWikipediaで調べてみると、次のように記載されていた。
銀巴里(ぎんパリ)は、1951年-1990年まで東京銀座にあった日本初のシャンソン喫茶店である。「東の銀巴里、西のラ・ベル・エポック(武蔵野市吉祥寺 2009年10月31日閉店)」ともよばれた。美輪明宏、戸川昌子、クミコ、仲マサコ、金子由香利、戸山英二、大木康子らを輩出し、三島由紀夫、なかにし礼、吉行淳之介、寺山修司、中原淳一らが集い、演出に尽力した。閉店日には、銀巴里の名が記されたコーヒーカップや食器類が、すべて常連客によって持ち帰られた。現在、銀座7丁目に跡地の石碑が立つ。
文中の『銀座7丁目に跡地の石碑が立つ』とは、このブログでも紹介したことのあるモンブラン銀座のことだが、そのような石碑が建っているとは露知らず。次回銀座に行ったときに是非とも確認したいが、それにしても軒先、軒下の看板がこれだけ絵になるということは、街全体が醸し出す情緒のせいなのだろう。
Googleマップで見たい方はこちらをクリック