東京スカイツリーの天望回路

  • 2012.04.20
By Black and Blue

2012年04月18日 読売新聞 朝刊頁より引用




最後に掲載した記事を読むと、開業初日の正午入場券の倍率はなんと335倍。宝くじ並みとはいかないものの、ほぼ絶望的な当選確率を眺めていると、入場できるのは一体いつになるのやらと思っていたら、6月に入ってならOKという抽選券を手にすることが出来た。このブログでもかなり力を入れてスカイツリーの特集は組んできただけに、早めに入場したいものだと思っていたので、これで喜びもひとしおと言ったところ。さて東京スカイツリーの天望回路が一足早く報道関係者に公開されたので、備忘録として掲載したい。

東京スカイツリー、「中国人」だらけの開業日?

世界一の高さの電波塔、東京スカイツリーが5月22日に開業する。カナダはトロントのCNタワーを抜いたその高さ約634mは、新記録とだけあって世界中から注目されている。留学生の「日本自慢」として、ネタになることも間違いないだろう。そんな世界一の「東京スカイツリー」。展望台入場券は抽選となっており、3月30日に当選者が発表された。発表結果によると、開業初日正午入場のネット販売分入場券の当選倍率は、なんと「335倍」。「プラチナチケット」と呼んでも過言ではないだろう。

しかし、実はそのチケットの応募に殺到したのは、日本人よりもお隣の中国人が多かったという噂。実際、第1展望台と第2展望台を合わせて「大人2,500円」のチケットが約26万円で中国で転売されているという。個人入場券は、実名制で転売不可とうたわれていた。しかし、ネット抽選では1枚のクレジットカードにつき最大8人分応募が可能なのため、当選者を同行させれば7人まで観光客を連れることができるという。あっせん業者は、1枚約13万円で日本からチケットを仕入れ、約2倍の値段で転売しているそうだ。

仕入れが完了すれば、あとは7人分さばいて簡単に90万円ほどの利益があげられるとあり、業者はやっきになっているという。世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」の開業日。その日本の歴史的な日を体験するのは、日本人ではなく中国人という不思議な現象が起きるかもしれない。

なお過去に掲載したスカイツリーの情報はこちらから


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