50年先を見据えた埋立地の有効活用計画とは
- 2012.04.19
100年先を見据えた都市再開発計画として知られているのが、大阪御堂筋の道路拡幅工事。その内容はこのサイトに詳しいので引用してみる。
●御堂筋歴史コーナー
関市長の「都市大改造計画」のメイン事業であった御堂筋の拡幅工事は、当時の常識から言えばありえないほどの大事業でした。拡幅以前の御堂筋は、道幅6メートル、北の淡路町から南の長堀まで約1.3キロメートルの狭く短い道でした。
その御堂筋を幅44メートル、南北に延びること約4キロメートルの道にするという関市長の考えに、市民は「市長は船場の真ん中に飛行場でもつくる気か」と肝をつぶしたそうです。しかも100年先を見据えていたという関市長の構想はそれだけに留まらず、道路の下に地下鉄を走られるものでした。
さて先日読売新聞を読んでいたら、東京港の埋立地計画が掲載されていた。『消費一辺倒の東京で、一番最後にできる土地を森にすることはせめてもの罪滅ぼし』との意見も聞かれる中で、完成するのは30年から50年先とのこと。果たしてどのような有効活用計画となるのか、神機妙算が待たれるところだと思ってしまった。
2012年04月16日 読売新聞・朝刊31頁より引用
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