汐留シティセンターのLED案内板

  • 2011.08.04
By Black and Blue





最近は室内サインでもLED素材を活かした造りが目立ってきた。上段の総合案内板、そして下段の誘導サイン、共に厚さは3センチ前後だろう。従来はこの厚さでは照明器具を内蔵することはとても無理だった。スリム管と呼ばれる細い蛍光灯を入れれば可能となるが、それでも厚さは10センチ前後。実際に取り付けてみれば分かるが、この雰囲気の場所に厚さ10センチの案内板はかなり野暮ったく見える。

なので必然的に照明無しの案内板または誘導サインとなるが、LED技術の進化により意匠の見せ方まで確実に変わってきている。黒と黄色の対比がもたらす視認性の高さ、強調したい箇所の四辺周囲を白色照明で縁取りし、よりくっきり明確に見せるデザイン。見せたいところに照明を入れて、目立たなくていい背景には光を灯さない区分け。ともにLED照明を内蔵することにより可能になってきた。


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