2012年4月Vistaのサポートが終了すると
- 2011.08.20
先日メインPCのWindows Vistaと7のハードディスク初期化、再インストールを完了したので、これで一年間ぐらいは安心して使えるかなと思っていたら、Windows Vistaのサポート終了の新聞記事を読んだ。2012年4月に個人向けのサポートは終了し、以降はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるという。
●Windowsデスクトップ製品のライフサイクル
提供されなくなったからといってすぐにWindows Vistaが使用出来なくなるわけでもないが、セキュリティ更新プログラムがストップするというのは心情的に少々心許ないものがある。それに対しWindows XPは2014年4月までサポートされるので、ここしばらくは使い続けることが出来るのかもしれないが、いずれにせよWindows7に早く移行しなさいよということなのだろう。
Windows VistaとWindows7のデュアルブートを構築している理由は、万が一どちらかのOSに不具合が発生したとしても日常業務に支障を来さないようにするためで、一種の保険のようなものだ。やはり半年、一年と使い込んでいくうちにOSの劣化が始まり、ある日いきなり・・・・というのは過去何度も経験しているだけに、どちらか一つがおかしくなったとしても、もう一つのOSが起動出来れば安心というもの。
正直なところ、昨今使用するアプリケーションはMicrosoft Officeとブラウザ、画像編集及び閲覧、ホームページ作成ソフトなので、Windows VistaであろうがWindows7であろうが、作業効率に関しては殆ど変わらない。OSの動作速度もよく言われるのは、Windows7は速くてきびきびとしていると評価されているが、私のPCではほぼ同じ。体感的にややWindows7の方がWindows Vistaよりも速いかなというぐらいだ。
が、長らく保険をかねてデュアルブート体制を構築してきただけに、2012年4月以降はどうすべきか、今から考えておかないとまずい。となると、Windows8の発売動向が気になるが、調べた範囲内では2011年年末から2012年初頭と諸説紛々だ。
●Windows 8は2012年にリリースへ――バルマー氏が明言
●「Windows 8」は使い勝手が激変
この記事によると『さらに大きな進化を遂げ、さまざまなデバイスが登場する』と記述されているが、様々なデバイスが登場するのはともかく、この大きな進化を遂げるということを聞くと少々身構えてしまう。我々の間では『大きな進化』『既存アプリケーション・ドライバとの衝突』『発売当初不具合連発』は全て同義語だからだ。従来のマウス・キーボード主体のOSからタッチタイプにも対応出来るようにユーザーインターフェイスの大幅な変更を伴うらしいが、出来れば2011年の年末には発売して欲しいものだ。
そうすれば2012年4月にWindowsVistaサポート終了、2012年5月からWindows7とWindows8のデュアルブートが構築出来る。時期尚早のときにはWindows7とUbuntu11.04とのデュアルブートでも悪くない。最近ようやくUbuntu11.04の新しいインターフェイスに慣れてきたのだが、業務的にはもう充分にWindowsの代替はUbuntuでも出来るようになってきた。ただ唯一困っているのが、Microsoft Outlookの存在。個人情報管理ツールとしてOutlookを使用していると、なかなかUbuntuだけで済ませるというのは難しい。