豊洲キュービックガーデンの外観

  • 2011.04.26
By Black and Blue



ネットで情報を探すと『第一生命保険が豊洲に完成させたオフィス・ビルの見学会です。建物の高層化を競い合う時代の中、立方体状の建物形態が特徴的で、ワンフロア当たり1500坪(約5000平方メートル)の大空間を創出しました』と書かれている豊洲キュービックガーデン。発展著しい豊洲地区の中でも特異な外観はひときわ映えて新鮮に見えてくる。

ご覧のように完成したばかりでまだ入居テナントは無いらしく閑散としていたが、写真撮影にはこの方が好都合。見ると広大な空間を巧みに利用しながらサイン計画を立案していると思われるが、特に8枚目、9枚目の自立サインが印象的だ。三連一台の自立サインは一枚物でつながっているのではなく三分割され、隣の自立とはほんの僅かな隙間が存在するが、意図的に作られたこの隙間がやや離れた場所からでは小気味の良いラインとなって見えてくる。

敷地内の地図と注意書きのみが記載されているが、後からテナント表示などが余白部分に記入されるのだろうか?そのシンプルなデザインと造形からは現状のままでも品位が感じられるだけに、このままでも決しておかしくはないと思う。

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