観客との一体感を追求したビルバオアリーナ
- 2012.09.18
グッゲンハイム美術館のあるビルバオ周辺を眺めていたら、ごくごく普通の街並みの中に一際あでやかな緑色の建物を見つけて、一体これは何だろうと思って調べてみた。芝生と一体になった外壁のアルミ?菱形のカラフルな色合いは実に映えて視界に飛び込んでくるが、どうやらこれはバスケットボール会場らしい。で、室内を見ると、これも外壁同様に緑・黄色・オレンジで構成された座席配色がまぶしいながらも新鮮さを感じさせる。観客と一体になったバスケットボール会場として臨場感を追求したというのも充分に頷けるのだ。詳細は以下の記事から。
●ビルバオアリーナ、アメリカのArchdaily社が選ぶ2011年年間最優秀建築に選出 スペイン1部バスケットボールリーグACBでヘスクラップ・ビスカイアのメインアリーナ「ビルバオアリーナ」が、アメリカの建築デザインウェブマガジンarchdailyが選ぶ2011年の年間最優秀建築(スポーツ部門)に選出されました。(2010年9月オープン、総工費3,800万ユーロ、バスケットボール会場としては10,000人収容の最新アリーナ) 昨年、CS放送『SKY・A sports+』でスペインのバスケットボールリーグLiga ACB 2010-11 プレーオフが放送されましたが、初のプレーオフファイナル進出を決めたビルバオのホームアリーナとしてご覧になった方もいらっしゃるかと思います。元々ビルバオは鉄鋼業の街として知られていましたが、1997年にグッゲンハイム美術館の開館を始めとして、近年は「アート(芸術)」をテーマに再開発を続けており、ビルバオアリーナもその一環としての建設でした。 |
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