ウィーン国際空港の高さ109m管制塔の広告
- 2012.08.27
Googleマップで上空から見るとなにやら偏芯しているように見えるウィーン国際空港の管制塔。いろいろと写真を集めてみると、中段部分が広告塔として機能するようになっており、しかも通常は白色状態なのに夜間照明が点灯するとご覧のようにその内容は変化する。その都度シートを貼り替えることは考えられないので、おそらくは外部から白い広告塔に何かしらの手法で映像を映し出しているのだろうが、360度全面に渡って平面状の広告を展開するとは実に不思議だ。
広告塔の内部は?と見ると、それほど特徴的な構造体でもなく、通常の鉄骨構造のようにも思える。ここ日本であれば空港内の屋外施設に対する私企業の広告はまず難しいように思うが、オーストリアならではなのだろう。その特異な形状を含めて解説するサイトを探そうとしたが、ちょっと見つからなかった。
●ウィーン国際空港管制塔
SKYLINK計画に伴って2005年9月落成。Zechner & Zechner Ziviltechniker GmbHによる設計で、頂部が基部に対して45度回転した特徴的な構造をしており、高さは109mとヨーロッパで最も高い。
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