横浜開港広場の国登録有形文化財"レンガ造りマンホール"

  • 2012.05.25
By Black and Blue



歴史ある建物と様々な碑文、遺跡銘板が建ち並ぶ横浜開港広場周辺は散策しているだけでも充分にその雰囲気を味わうことが出来る。道路を一つ隔てれば、その先には大桟橋ふ頭を臨むことが出来るだけに、どことなく港町の香りが漂ってくるのだ。

さてその横浜開港広場の真ん中に『明治10年代に築造されたレンガ造りマンホールと下水管』と称した彫り込み(エッチング)プレートが設置されている。見やすいように傾斜し、年月を経ても文字が判読出来るように彫り込み方式を採用したのだが、この彫り込みスタンドサインが設置されたのは今から20年近く前のことだ。

以来風雪に耐えてメンテナンスらしいメンテナンスは殆どしていないにも関わらず、未だに文字が可読出来たのは少々嬉しかった。レンガ造りマンホールだけは写真入りで提示したいという要望のもと、長持ちする素材を選んだのだが、こちらも20年近く直射日光がまともに当たる場所に設置されていたものとは思えないほどだ。これだけ持っていればあと10年ぐらいは充分いけるかもしれない。


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