LED電球の明るさの表示基準は?

  • 2011.02.10
By Black and Blue

2011年02月08日 読売新聞朝刊10頁より引用


LEDは明るいかと聞かれると、我々でも返事に窮することがままある。状況によっては明るいとも言えるし、逆に暗いとも言えるからだ。たとえば一般家庭で使用している蛍光灯だが、360度のどの角度から見ても明るさはほぼ同じで、真下から見上げたときと左側面から見たときで明るさが異なるということはない。が、LED蛍光灯の場合はLEDの構造上、真下から見たときと側面から見たときでは明るさが若干異なるのだ。

従って照射角度が非常に重要になってくる。従来はLED蛍光灯でありながら照射角度180度ないしはそれ未満の製品が広く出回っていたが、ここに来て全周照射(360度)に近い310度照射のLED蛍光灯が登場してきた。なおLED蛍光灯については当社公式サイト"LED蛍光灯はトータルコストで見ると普通の蛍光灯よりも安い"に記述しているので関心ある方は見ていただきたいが、いずれにしても新聞記事に書いてあるように、『ところが、明るいのは真下だけで、白熱電球と比べると光の量が大幅に足りない商品も販売されている』ことになる。

それにしてもルーメンとは耳慣れない言葉だ。素人感想で言えば同じワット換算の方が遙かに分かりやすいと思うのだが、別単位で表記しなければならない理由というのがあるのだろう。使う側も知識を吸収しておかないと、買ってからこんな明るさではなかったのに・・・ということになってしまう。